緩やかなる右肩下がりおじさんのお金の話

40代の派遣サラリーマン、社内昇進はジリ貧です。

サラリーマンの課税所得を減らす方法3選

お疲れ様でございます。
40代、税金をなるべく払いたくないおじさんです。

サラリーマンやっていると、簡単に導入できる課税所得を減らす方法ってあまりないんだなと気づかされます。
裏技的なやつや、業務に必要なものを買ったときに経費みたいな形にできるような方法もあったりするみたいなんですが、
自分の属する会社の承認が必要だったりと、面倒なやつだなと思われたくないのもあってハードル高いんすよね。
面倒なやつと思われても関係ねーぜっていう方には、そんなにハードル高くないわ、
税金対策なめとんのかって怒られてしまいそうですが。
日本って累進課税じゃないですかー、課税額が高いほど税率が上がるっていう罰ゲームを導入しているすよね。
(といっても、おじさん自身はそんなに稼いでないのであーだこーだ言うレベルでもないんですが。言わせてください。)

この累進課税と資本主義って、上手い具合にがっぷり組み合っちゃってるから質が悪いです。
資本主義って個人が自由にお金もうけしちゃっていいよん。という主義な訳で。
狂ったように頑張ってしこたまお金を儲ける人も出てくるみたいです。
すると、課税額が多くなって税金を沢山払うはめになりますよね。
まぁ、2000万とかそれ以上を稼ぎだしている人にとっては半分もっていかれたって1000万残るし、
それ以上だったらもっていかれた後に残ったお金だってそんなに使い道がねーぜ。
ってな具合でじゃあ投資でもすっかとか、税金でもっていかれる前に自分で設立した慈善団体に全額寄付でもしちまうかとかって、
余力や選択の可能性に幅があるわけで全く問題にならないかもしれません。
こうやって、資本収益率が経済収益率を超えず格差社会が広がりを見せるのかもしれませんね。(これ余談です。)

ちょっと前段の話が長くなってしまいましたが、今日はサラリーマンの課税所得を減らす方法3選をご紹介していこうと思います。
踏み込んでいけば3選以上あるんですが、実際に私が導入している方法ということで3選となります。

以下の方法3選となります。
①企業型確定拠出年金、マッチング拠出
ふるさと納税
③生命保険控除

まずは、企業型確定拠出年金、マッチング拠出ですな。
毎月一定額を積み立てながら資産運用を行うってやつですわ。
こいつは拠出した金額を全額所得控除してくれるという素晴らしい性能があるのです。
サラリーマンだと、企業年金がない場合は個人で23,000円まで拠出することができるIdecoってやつがあります。
最大拠出した場合は23,000円×12カ月=276,000円が年間の課税所得から控除されるということです。
これ、結構な効果だと思います。

私の場合は、勤め先に企業型の確定拠出年金があるため企業がかけてくれている金額以上を個人では拠出できない状態です。
できれば最大拠出して課税所得を下げたいのですが、制度的に叶わぬ現実ってやつですね。
それでも、やらない理由はないので10,000円ばかし拠出しています。
銀行に貯蓄した場合には課税所得としては下がらないので、マッチング拠出はかなり強力な武器となっています。

デメリットとしては、原則は60歳まで資産の引き出しはできないことでしょう。
なので、使うあてのある金額を突っ込むと自由度が下がってしまうため1ヵ月にどの程度の出費があるかを把握することは大切だと思います。

次はふるさと納税ですね。
ふるさと納税は本来住んでいる自治体に収める税金を任意の自治体に寄付することで課税所得を下げることができるといった仕組みです。
上限の金額については変動幅があるのでご自身がどこのゾーンに属しているのかを調査してから寄付額を決めたほうが良いです。
寄付額-2000円が控除される金額となります。
ふるさと納税はご存じの方が多いと思いますので、詳しい内容は割愛しますが。
クレジットカードを利用できるというのが結構でかいなと感じる点です、
ポイントがゲットできるということになります。
感覚としては課税所得が下がるというよりも税金の前払いに近いのかなといったところなので、
ふるさと納税を行った翌年に納付する税金は下がっているのですが、その分をプールしておかず無駄遣いをしてしまうとふるさと納税の効果が薄れてしまいます。
ここでも、本来の収入と課税控除されたことによって上澄みとなっている部分の管理が必要となってくるといったところですね。

最後は生命保険控除です。
保険と聞くとまだまだ若いし元気なんで保険に加入する必要なし、と思われる方も多いのかなと。
若い皆様はその感覚はあっていると思います。ただし病気やケガをしてからでは遅いので、その辺はリスクとの兼ね合いなのかと。
自分の場合は、個人年金と外貨建保険という2種類を利用しています。
外貨建て保険ってのを教えてもらいましてですね、保険というより外貨を積み立てて運用みたいな内容でした。
しかも、生命保険控除の対象になるということでほとんど悩まずに加入した記憶があります。

上記の3つによって、毎年課税所得を下げる工夫をしているといった生活を送っています。
突き詰めればもっと効果の高いものもあるでしょうし、これだけやっても効き目がとんでもなくあるという訳ではありませんが。
やらないよりはマシだろうというところを自分なりに解釈して取り組んでいます。
老後を見据えて行動する。いつの間にか今を浪費して楽しむことができない、そんな寂しい感情に苛まれるときが多いですね(笑)

これからも、知恵と工夫でなんとか乗り切っていこうと思います。

今日はここまで・
それでは皆様、お先に失礼いたします。