緩やかなる右肩下がりおじさんのお金の話

40代の派遣サラリーマン、社内昇進はジリ貧です。

趣味とコスパについて

お疲れ様でございます。
40代、好きなことに没頭したいおじさんです。

さて、今日は趣味について色々と考えてみる。
私にはこれといった趣味はない。
唯一無二といえば、習慣となっている飲酒だろう。

最近は健康の事も考えて飲酒が趣味です。みたいな舞台から引退を考えている。
(そうやすやすと引退はできないとは思うが。)

仮に例えばの状況として飲酒を引退しましたとなった場合に、自分に残る趣味や没頭できるものってなんなのだろう。
没頭ということであれば、仕事なのかもしれない。
目の前に立ち並ぶ問題や処理をしなければならない事象について、周りが見えなくなるくらい注力する時がある。
きっと、ドーパミンは全開で放出されているであろう。それはそれで気分が良い。

しかし、仕事というのはいつか終わりがくる。会社という法人から肩を叩かれるのだ。
これはサラリーマンという立場である以上、避けては通れないターニングポイントである。
すると、今まで仕事という情熱を燃やす対象なくなり、そこに割り当てていた時間や感情は行き先をなくすことになる。
結果、やることがなくなり何のために生きているんだろう、何のために働いてきたのだろう?という心境になることは、
容易に想像できる。
生きるために仕事をするではなく、仕事をすることが生きることであることを人生に主にすることは極めて危険であるということだ。
会社にとって必要とされていたから不必要に変化したとき、かけていた情熱が大きいほど感情の揺り戻しの幅も大きいであろう。
揺り戻された先にある場所が喪失感という終着駅だ。

このような事を考えている時点で、仕事以外の趣味や没頭できることを今は嫌でも作っておく必要があるというわけだ。
趣味といえば、好きなことをすればいい。という観点からの探求になるのだが。
それがどうして、やけに難しく思える。
単純に自分が好きなことが思い浮かばないということ、そして短絡的に思い浮かんでも簡単には腰を上げることができない性格が原因だ。
自己分析ができていない、行動できないという言い換えでもある。

ここからは、何を趣味にしようかという段階へ進めていこうと思う。
まずは、私の性格からして天候や場所・時間、人数にあまり左右されないこと、できるだけお金がかからないことが大切なんだろうと考える。
天候は雨天はできない、風の強い日などはストレスがかかるなどの当然やろうと思っていたことができないという状況になった時、
著しくストレスを感じてしまうだろうことから避けた方がよさそうだ。
場所についても特定の場所にいかなければできないというのも、性格上あまり相性が良くないと感じる。
例えば遠く離れた場所にいかないとできないという条件だったとして、趣味に費やす時間よりも移動時間が長いとなると、
なんのための趣味なのかと急に考えだす可能性がある。

人が集まらないとできないというのも、できない可能性があるという不安感とできなかった時にかかるストレスを想像すると避けたいところだ。
時間帯については、前述の条件よりは優先度は下げてもよいかもしれない。
ただし、自分以外が時間を管理するような場合は都合がよくないと思う。
(夏場の湘南地区のような午前8時以降から午後5時まではサーフィンできません。的な自分以外の規制がある場合。)

できるだけお金がかからないことも結構大事だ。
いくらやりたいことがあっても、それに非現実的な費用がかかるとなると実現性が薄いからだ。

となると、アウトドアスポーツは避けた方がよさそうだな。
自宅、室内、移動中にできることに絞られてきた。
パッと浮かんだのは、据え置き機のゲームだ。
しかし、これは移動中にはできないのと、ハードを用意するコストが高い。
あとは、新型が発売されたときに定価で入手ができないといったリスクもあるため除外しよう。
ならば、スマホのゲームはどうか。
条件的には完全一致するようだ。
今の年齢以降のことを考えると思っているよりも早めに引退の時期がくるだろうし、
飽きる可能性が非常に高い。
少なくとも何年か前にプレイしていたパズルアンドドラゴンズも現在はやっていないどころか、
インストールすらしていない。
(趣味にしようとした実績はあったが、継続性がなかったということだろう。)
別のジャンルで囲碁・将棋・麻雀・チェスなどのボードゲームはどうだろう。
興味はあるが、競技性が高いことが少しネックだな。
匿名で不特定多数と接する可能性があるのはダメだ。
後者の問題はIAなどを相手にすれば1つの問題は解決できるな。
クラシカルなものなので、あまり課金なども発生しないだろう。
一旦は候補としてありだな。

他に条件からの逆引きとなるが、読書も該当するな。
これは、結構ありかのかもしれない。
プロの書いた作品を読むとことが、現在や未来のものを書くということに関連性があるように感じる。
自己啓発のような内容にあまり興味はわかないが、物語性の高いものであれば読むこと自体が楽しく感じるだろう。
かかるコストも中古であれば、1冊が100円程度からなのでハードルも低い。(ここ結構重要かも。)
1冊を読み切ることに対して、どの程度の時間がかかるか不明だが。
1週間に1冊読んだとして100円×4冊=400円の趣味ならばコスパもそうとういいと思う。
新品で2000円だったとして4冊で8000円か。少し値がはる感覚もあるが。
酒を毎日のんで、月に24000円も浪費していることを考えれば十分すぎる費用対効果があるだろう。
飲酒をすると文字を正確に読めなくなるので、酒を飲むことへの防止策としても相性が良い。
だとすれば、24000円が8000円になるので、16000円は浪費を抑えることにもなる。

時代背景として現代社会はYoutubeを代表に動画サービスなどがもてはやさているが、
文字を主体的に読むという静となる逆の位置をとるというのも天邪鬼な自分の性格にフィットする。
作者が違うことによって生じる物語の展開の差を感じるのも面白いだろう。
先に挙げたボードゲームもプレイする人間によって勝利への戦略の違いがあって、理解ができれば面白さを感じることができるのだが。
私のような全くの素人となるとハードルが高く、勝ちへの執着の方が気持ち的には強く出てしまう可能性がある。
また、負けがこむスランプなどを感じると一気に足が遠ざかることを想像できるため、やはり趣味としては対象外だな。

ということで、これからの趣味は読書ということが決定しました。
自分を理解しようとするって、結構大事だなと思いました。

今日はここまで。
それでは皆様、お先に失礼いたします。