緩やかなる右肩下がりおじさんのお金の話

40代の派遣サラリーマン、社内昇進はジリ貧です。

クレジットカードって使いすぎちゃう気がする

お疲れ様でございます。
40代、おじさんです。(本日は通常通りのおじさんであります。)

今日はクレジットカード、通称クレカのお話をしていこうと思う。
特にっていう場面においてはコンビニエンスストア(以下、コンビニ)での利用だね。

先日もいつも通りにコンビニでお酒やらおつまみやら、なんやらかんやらと色々と買い物をしていたんだけど。
クレジットカードで買い物するときは、まぁまず値段なんて見ないよね。
とにかく、必要かどうかよりもあれもこれもってカゴにぶち込む。
心理的には足りないくらいなら飲みきれない、食べきれなくて余る方がまだマシよっていう状態なんだよね。
結局は90%以上の確立で余るっているよね。

ふとね、なんでこんな状況に陥ってしまうか考えてみたよ。
大きくは2点かあるんだけど。
まずは、予算に上限がないっていうのが挙げられたよね。
現金やプリペイドカードと違って、いちいち残高気にしなくていいから購入のハードルが著しく低くなる。
となると計算なんてしないし気になったものは手当たり次第ってなるよね。

次に支払いをするっていう感覚がないから、お金の減っている感覚がない。
むしろクレカで支払ったことによりポイント高還元、お得じゃんという謎の損得勘定さえ働く始末。
実際のとこは、未来への負債が増加しているのは気づきにくい。
もちろん、支払った金額の積み上げを確認するためにアプリやカード会社のWebサイトを確認はできるんだけど。
データ反映まで時間がかかる場合が多く、その間にクレカ使って支払いをしたことすら忘却し同様の行為を繰り返す。
ってな具合かなと思った。

それに加えて、クレカの発行会社のコンビニでカード決済すると通常1%のポイントが+4%などのサービスを展開していて、
消費者に利用を促進している傾向になると思う。
いわゆる、使わなきゃ損だよという印象を与えることによって利用を促進するといった具合だよね。

1回が500円の支払いだったとしても、30回実行すれば15000円となるチリツモ的な構造も使いすぎを助長しているのかもしれない。
だからこそ支払い額確定の通知を確認した時に、今月こんなに使ったっけ?という感情になることがよくある。
しかも、何に使ったかなんて全く思い出せない。
支払い後にレシートはレジ横の回収箱にポイっとして、請求詳細にもファミリマート、セブンイレブンなどしか履歴が残らないため、
この感情は必然的に発生していのだろう。

冷静に考えれば、手元にお金がなく未来の給料日を当てにしている状況であればクレカを使って買い物をすること自体は借金をしていること同義であろう。
(わかっちゃいるけどやめられないって感じで、私はよくやるのだが。)
でも、それでも利用してしまうということはクレカに何かそうさせるような魔法がかけられているのではなかろうかと思った。
よく考えてみると、先払い、都度払い、後払いという払い方があった時に違いは時間差にある。

先払いの場合は、消費をするタイミングで懐が痛むことはなく凄まじいお得感が得られる。。
都度払いは、消費をするタイミングで懐は超痛い、なので消費に対して凄まじく慎重なる。
結果的に消極的になりすぎて何の消費活動もできないという心境になってしまう可能性がありお得感ってそんなに感じられないんじゃないかな。
後払いは、支払いをする際の懐の痛みは極めて小さい、心理的な効果として将来のお金の価値を現在のお金の価値より低く評価しがちらしく。
最小の出費で最大のお得感を得られているという錯覚が生じる。

この後払いの心理的な作用がクレカを使いやすくしている魔法なのかもしれない。
また、消費と出費が分離していることによって、機会費用の意識が薄れるため消費をしたタイミングでの痛みが薄れるという特徴もある。
支払いの簡略化している部分も懐の痛ませ具合を和らげているのかもしない。
(いちいち、財布だしてお札取り出して小銭だしてといった煩わしい行為の省略をすることで支払い時にお金が減っているということを意識させない。)

ここまでくると、さすがクレカ様。
そちゃ使いすぎてしまうようにしか作られていないという印象すら感じられる。

とはいえ、この現代社会においてクレカ使いませーん。
いつもニコニコ現金払いでいっきまーす、アムロもいっきまーす。てな具合にはならないし合理性に欠ける。

お得な部分も存在しているのだから、使わない手はないと思う。
では、どのようにしたらクレカの使いすぎを防止しつつ効果を最大化できるか考えてみよう。

利用時は必ずレシートをとっておき消費した金額を財布から銀行に移して・・・ってそんなわけあるかーい。
そんなことができてたら、無意識かつ無制限にクレカを使うことは最初から防げてたわい。
それができないから、毎月の請求通知にあれっ何にこんなに使ったんだっけってなっとるんよ。
冗談はさておき、ない知恵を絞って色々と考えた結果はクレカで支払える変動幅の少ない固定費をクレカ払いに充てるということだ。
例えば、水道・ガス・電気、Wifiやインターネット、髪の毛のカット代使用料などが対象となる。

一人暮らしをしている場合、通年通して水道・ガス・電気の支払いの合計額はある一定の範囲に収まってくる傾向がある。
(自分の経験談からも言えることだ。)
そこにクレカをかませると月に10000円の支払いに対して1%のポイント還元があった場合、100ポイントが付与される。
年間で1200ポイントといった感じだ。
Wifiやインタネット使用料、髪の毛のカット代なども同様の考え方である。

賃貸住宅の家賃すらクレカで払える場合は利用しない手はないと思う。

逆に変動費については、痛みを伴う・もしくは先払いを行うことで節約につながったり幸福感が高くなるのではと考えている。
ゲームが趣味の場合は、先にハードやソフトの代金を支払うことによって商品が到着時にはがむしゃらに楽しむことができる。

このような使い道に対してクレカ、もしくはそれ以外の支払い方法をセットすることによって、
なんとか使いすぎを防ぎつつ豊かに生活していければなと思った次第だ。

低所得なおじさんがクレジットカードってなんかわからんけど、使いすぎちゃってるなーと反省し改善を図るための考察と対策でした。

それでは皆様、本日もお先に失礼いたします。